Kawa-Law通信

2013.06.24更新

 弁護士ドットコム・トピックス編集部から、
「『被疑者死亡のまま書類送検』には、どんな意味があるのか?」
というテーマで、原稿の依頼を受けました。
 ライターさんが編集後の記事は、Yahooなどにも配信されています。
http://www.bengo4.com/topics/501/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00000501-bengocom-soci

 ライターさんの関心は、いわゆる尼崎連続変死事件の被疑者が、自殺後に書類送検されたことから発しておられました。
 もっとも、今回のような、勾留中の被疑者が自殺してしまったことにより、被疑者が死亡のまま書類送検されるケースは極めて珍しく、最も多いのは、交通事故で加害車両の運転者が死亡しているケースです。また、いわゆる無理心中で加害者が死亡しているケースも、時折見かけることがあります。

 ところで、警察から送致を受けた事件について、公訴を提起しない処分をした場合、検察官は「不起訴裁定書」という書類を作成します。
 裁定書には、不起訴処分の分類にあたる「主文」と、なぜその分類に該当するのかに関する「理由」を記載すべきこととされています。被疑者が死亡している場合、不起訴裁定の主文は、「被疑者死亡」とすると定められています。
 そのほか、実務上よく見られる不起訴裁定の主文としては、「時効完成」、「刑事未成年」、「心神喪失」、「罪とならず」、「嫌疑なし」、「嫌疑不十分」、「起訴猶予」などがあります。

投稿者: 川口法律事務所

2013.06.06更新

 問題です!
 5月5日はこどもの日、7月7日は七夕、では6月6日は何の日?

 即答できる方は少ないと思うが(私もこの間まで知らなかったのだが)、6月6日は「梅の日」なのだそうである。
 今から約500年前の天文14年(1545年・室町時代)、京都・賀茂神社の例祭で、後奈良天皇(第105代、在位1526~1557)が祭神を祭り、梅を献上したという故事に由来するのだそうだ。
 故郷・和歌山からは、田辺市とみなべ町の生産者団体から、平安装束に身を包んだ「献梅使」らが上洛し、下鴨神社と上賀茂神社に梅の実を奉納する「紀州梅道中」が行われた。





 我々、京都和歌山県人会の会員も、揃いの法被に幟を掲げて行列に随行し、下鴨神社の本殿で行われた献梅の儀式に参加してきた。

 さて、スーパーの店頭でも青梅を見かけるようになったこのごろ、週末は梅酒でも漬けてみようか。

投稿者: 川口法律事務所

2013.06.05更新

 日頃から持ち歩いている愛機PanasonicのLet's noteCF-R9のハードディスクがクラッシュした。
 何回再起動しても青い画面が出て、windowsが立ち上がらない。
 メーカーに尋ねると、ハードディスクの交換が必要だとのこと。
 大丈夫!本体は3年保証の期間内だし、業務用のデータは事務所にコピーがある、家族写真もバックアップがある。早速、技術者がやって来て、壊れたディスクを交換して帰った。

 ところが、である。書きかけの意見書、研究会の記録、調停事件の現場で取ったメモ、このマシンから送ったメール等、バックアップされていない重要データがわんさかあることに気付いて、たちまち顔面蒼白となった。
 紆余曲折を経て、特別価格でLet's noteのデータ復旧作業を手掛けているという某業者に依頼し、待つこと約10日、ようやく救出されたデータを入れたハードディスクが、宅配便で到着した。



 業者曰く、
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初期調査の結果、リードエラーによるレベル3の物理障害およびファイル構造情報の損傷によるレベル2の論理障害が発生している状態でしたが、修復処置を施す事で151,126ファイル(約41.6GB)のデータが復旧可能と判断されました。
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だそうである。
 幸い、バックアップしていなかったデータはほぼ完全に救出されており、ハードディスク交換後のPCに、無事書き戻すことができた。
 この出費(記録媒体の価格別) ↓ 
http://www.rescue-center.jp/price/
は痛いが、この価格でデータが戻るのならば、何物にも代えがたい。

 皆さんも、くれぐれもデータのバックアップは忘れないようにしましょう。
 特に、モバイル用途のサブマシンにしか保存していないデータは、要注意です!

投稿者: 川口法律事務所

2013.06.03更新

 弁護士ドットコム・トピックス編集部から、
「3Dプリンタで製造できる『本物の銃』 日本に規制する法律はあるか?」
というテーマで、原稿の依頼を受けました。
 ライターさんが編集後の記事は、Yahooなどにも配信されています。
http://www.bengo4.com/topics/449/ 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130602-00000449-bengocom-soci

 3Dプリンタを使って銃が製造できてしまうことや、この銃のパーツのデータがインターネットに公開されていることは、この取材を受けるまで知りませんでしたが、 ダウンロードすること自体がなぜ犯罪にならないのかについては、素朴な疑問があると思います。
 しかし、実行の着手に至らない段階の準備行為を処罰の対象にするには、法律を改正して処罰の根拠となる規定を設ける必要があります。犯罪の準備行為というのは、具体的な行為としても多様であり、結果の実現に向けられた危険度も様々ですから、そのような行為をどこまで処罰の対象とするかについては、議論が分かれるところでしょう。

 また、このようなものが公開されると、どうにかして規制できないのか(orどうして規制できないのか?)という議論が始まってしまうのですが、3Dデータのダウンロードを規制することについても、自由な情報流通の確保という民主主義の根幹に関わる問題を含んでいるため、私個人としては、慎重であるべきだろうと考えています。

投稿者: 川口法律事務所

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