Kawa-Law通信

2012.09.30更新

 ヒガンバナなんて、かつては田んぼの畦や河原の土手にいくらでも咲いていたものだが、京都市内でも、岩倉や嵐山あたりまで行かないと見られなくなってしまった。
 御池通の植え込みに、誰が植えたか、何かと一緒に持ち込まれたのか、毎年、ヒガンバナが咲く場所がある。
 今年は、お彼岸を過ぎても花を見かけないので、抜き取られてしまったのかと思っていたら、ようやく咲き始めたのを見つけた。




 彼岸花が咲くのって、9月半ば過ぎのはずなのだが、もう明日から10月。
 台風襲来のピークと言われる「二百十日」もとうに過ぎたのに、台風17号は目下、太平洋岸を北上中。
 今年の季節の進行は、子供のころから染みついた季節感と、だいぶんずれてしまっているような。

 タイトルの「秋の気配」は、移ろう季節に去って行った人を想う、「オフコース」の往年の名曲。この歌が似合う、ちょっぴりもの悲しい9月は、いったいどこに行ってしまったのだろう・・・

投稿者: 川口法律事務所

2012.09.16更新

 三連休、家人にはたまった仕事を片付ける振りをしながら、読書である。仕事がたまってくると、無性に本が読みたくなるのはどうしてなのか。
 映画を見るより先に、「あなたへ」の原作(森沢 明夫:著 幻冬舎文庫  価格:630円(税込)、正確に言うと、映画の脚本が先にあって、そこから小説化されたもの)を読んでみた。

 

 全編が健さんに対するオマージュに溢れている。
 まずは、高倉健扮する主人公が網走刑務所を出所してくるところから旅が始まる「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)を彷彿とさせる、ロードムービーであること。
 主人公「倉島英二」が、「駅 STATION」(1981年)の「三上英次」と同じ名前であること。
 佐藤浩市と草彅 剛が扮する弁当販売員の会社の、本店所在地が「居酒屋兆治」(1983年)の舞台の函館。
 彼らが売り歩いているイカめしは、函館の名物料理「イカのぽっぽ焼き」を、「鉄道員」(ぽっぽや)(1999年)に引っかけたものではないか等々。

 また、原作から先に読んでしまった。
 「駅 STATION」は倉本聰のシナリオで読んで、ずいぶん後からレンタルビデオを借りたなぁ。「あ・うん」(1989年)は向田邦子の原作を読んでから映画を見たし、「鉄道員」(ぽっぽや)も浅田次郎の原作を読んでからテレビで見た。
 映画が嫌いなのではなく、決まった時間に決まった場所に出かけるのが不得手な、単なる出不精なのだと思うけれど・・・

 ストーリーに全く触れていないことに気付いた。また続きを書きたいのだけれど。

投稿者: 川口法律事務所

2012.09.12更新

 御年81歳、日本を代表する名優、健さんこと高倉健の6年ぶりの主演映画
「あなたへ」 http://www.anatae.jp/ が公開された。

 9月8日(土)のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は、「高倉健スペシャル」。
 「あなたへ」の撮影風景や、健さんへのインタビューを織り交ぜながら、映画俳優としての半生を振り返る。
 健さんはもともと、食い扶持を得るため、仕方なく俳優の道を選んだのだという。だが、これまでの経験の中で、個人としての「生き方が芝居に出る」ことを教わってきたと語る。
 そして、番組の最後の「プロフェッショナルとは」という問いに、健さんが発した答えが「生業」(なりわい)。

 実話であれ虚構であれ、「演じる」ことによって他人の人生に向き合うからこそ、自分自身の「生き方」が問われるということだろうか。さて我が身は、それだけの覚悟を持って、他人の人生と向き合えているだろうか。
 この言葉に、思わず背筋が伸びた。

(以下は余談)
 なかなかメディアに登場しなかった健さんだが、ネット上でも、
撮影日誌 http://www.asahi.com/special/2012takakuraken/ やら、
インタビュー http://www.jiji.com/jc/v4?id=2012takakura-ken_int0001 やらが公表されていて、謎に包まれた大俳優の素顔の一端に触れることができる。便利な時代になったものである。

投稿者: 川口法律事務所

2012.09.11更新

 昨日は福知山まで出張。
 京都府北部に通い始めて十数年、しばらく前までは、出張=ロングドライブ(行きはタイムトライアル、帰りは寄り道三昧)だったが、近ごろはもっぱらJR。

 京都・福知山間約100キロを、山陰線の特急は80分で結ぶ。
 つい最近まで、特急には、車内販売が乗務していた。
 昼前、二条駅で飛び乗ると、デッキには車内販売のおばちゃんがいる。ワゴンが車内を巡回し始める前に、ちゃっかり弁当を買い込む。
 定番は「かにずし」(920円)。ズワイガニのレリーフが施されたフタを取ると、酢飯の上にカニ身と錦糸卵とカニの足がのっている。カニの足がちょっと酸っぱいけれど、細切りの塩昆布と奈良漬2切れとの相性が絶妙だった。
 時折、「但馬牛弁当」(1050円)というのを積んでいることもあった。ご飯の上にすき焼き風の味付けの牛肉と、錦糸卵と、山菜が少々のっている。これは、座席に座ってワゴンが回ってくるのを待っていると、かにずしよりも先に売り切れてしまうので、乗り込んだ時に見付けたら即買い。フタを取ったら、この肉が但馬牛かよ???と突っ込んでしまうにしても、買えたら超ラッキーな気分になれる代物だった。

 いずれも、販売していたのは、兵庫県豊岡市にある「たで川」という駅弁屋さん。城崎温泉駅にも、お店があった。
 その「たで川」が昨年末、破産したという情報が伝わってきた。破産したから車内販売がなくなったのか、車内販売がなくなった後に破産したのかは定かでないが、あのかにずしや但馬牛弁当が永遠に記憶の彼方へと消え去ってしまったのは、とても残念なことだ。
 
 ホームページも既に存在しないようなので、同好の士がおられたら、せめて匂いだけでも思い出すよすがにと、いつまで残っているかわからないが、「食べログ」のURLを貼っておく。
         ↓
http://tabelog.com/hyogo/A2808/A280801/28010171/

投稿者: 川口法律事務所

2012.09.01更新

 打ち合わせで、城陽市の郊外まで出かけてきました。
 緑色の虫が飛んでいったので、バッタかなと思いながら目をやると、カマキリでした。頭を持ち上げたところを、携帯でパチリ。
 帰宅してからネットで調べると、前脚に黄色のイボがあるという特徴から、「ハラビロカマキリ」のようです。

 子供に、「この虫何だか知ってる?」と尋ねると、「祇園祭のカマキリ山の屋根に乗ってる虫の本物のやつ」とのこと。うーーーん
 「本物のパンダ」はなかなか見られないし、「本物のクワガタ」も貴重には違いない。しかし、「本物のカマキリ」はどうなんだろうと違和感を禁じ得ない、かつての昆虫少年でありました。


投稿者: 川口法律事務所

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